e+の初日レポート
絶賛の嵐「ハウ・トゥー・サクシード 」初日レポート！ [レポート(記者会見、公開リハーサル、etc.)]
西川貴教・大塚ちひろ・三浦理恵子の出演で早くから話題沸騰だったコメディ・ミュージカル「ハウ・トゥー・サクシード 」が、先週末、東京芸術劇場で開幕しました！
ビルの窓拭き青年がひょんなことから大企業でトントン拍子に出世、遂にはトップにまで上り詰めるというサクセスストーリーを、陽気で華麗な歌と踊りで紡いでゆくこの作品、ちょっと植木等の「無責任」シリーズみたいと思われる方も多いでしょうが、実は、1961年ブロードウェイ初演のこの作品の影響を受けているのは「無責任」シリーズのほうなんです。いわば「ハウ・トゥー・サクシード 」のほうが元祖でありルーツ。
われらｅ＋演劇班スタッフ、いてもたってもいられず、初日に観覧してまいりました。日本では、過去に坂本九や真矢みき、高嶋政伸が演じたこともある主人公フィンチ。1995年のブロードウェイ・リバイバル上演時には、「プロデューサーズ」等でおなじみ、あのマシュー・ブロデリックも演じたこの役を、西川貴教が演じるというので興味津々だったのですが、実際に舞台に登場する彼をまのあたりにして「素敵じゃないか！」と叫びました。瞬時にして観客の視線と耳膜を吸い寄せてしまう存在感はさすがT.M.Revolution！
それでいて、しがない窓拭きが次第に大物の風格を漂わせて行く過程の表現は圧巻。Ｃ調の植木等というよりもゴッドファザーのアル・パチーノさえ思わせます。ハスキーヴォイスも耳馴染み良し！一方、ｅ＋演劇班男子スタッフは、「シンデレラストーリー」「SHIROH」でハートを射抜かれて以来、熱烈に追っかけている大塚ちひろに大注目。フィンチに恋をして彼の世話を焼くという美人ＯＬを演じてます。カラフルな衣裳につつまれつつ、心にしみる歌唱を聴かせる彼女。この舞台で新たな魅力が加わりましたね。もう〜ますます好きになりました！
そして、もう一人、素晴らし過ぎるのが、セクシー美人秘書役の三浦理恵子！おなじみの美脚に「あなた意地悪！」以来のキャットヴォイスでキューティーブロンドな装いながら、ＣＯＣＯ時代から磨き抜かれてきた見事な歌唱力。彼女こそは今後どんどんミュージカル界でコケティッシュに活躍して欲しいです。
さらに入絵加奈子・浦嶋りんこ・本間ひとし・藤本隆宏・赤坂泰彦・団時朗ら実力派共演陣によって音楽的な完成度の高さを保証しつつ、カラフルでポップな舞台美術の中で、テンポよく笑いを提供し続ける、本場ブロードウェイさながらのこの舞台。現代的意匠をちりばめる演出によって、とても半世紀も昔のミュージカルには見えません。一例として、携帯メールが物語上で重要な役割を果たしたりするのですが、それを読む「声の出演」が、おなじみの“あの人”なのも、ニヤリとさせられました。
とにかく軽快でウキウキするミュージカルです。日に日に演技にも脂が乗って、楽しさがさらに増しているとも聞いてます。そのせいもあってか、リピーター続出中。男性の演劇ファンも必見。イープラスでは、東京公演のチケット、若干ながら追加入荷されてます。
http://blog.eplus.co.jp/etheatrix01/2007-04-27h2s
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ヘディのあの写真はどんなシーンなんっしょ？？かわゆす！！
